大型製缶板金品の試作開発・設計・製造・組立ならおまかせ！
本コラムでは製缶板金加工と板金加工の違いについて、大型製缶板金製品のご紹介と加工先を選定する際の重要なポイントを解説します。
製缶板金加工と板金加工はどちらとも金属加工の一種で、同じように扱われることが多いです。
しかし、実際には製缶板金加工と板金加工では異なる点がありますので、それらの違いについて解説します。
一般的に製缶板金加工は7mm以上の分厚い金属板を加工しているのに対して、板金加工は7mm以下の比較的薄い金属板を加工しています。
こちらが製缶板金加工と板金加工の最大の相違点です。
製缶板金加工は板金加工よりも分厚い金属を使用し、大型の製品を製作するので板金加工よりも段違いに強度があります。
製缶板金加工には穴あけ加工の工程がありますが、板金加工にはありません。
穴あけ加工とは、部品付けや缶のはめ込み部分の穴をあける工程です。
製缶板金加工で穴あけ工程が必要な代表的な理由を３つ紹介します。
これらの理由から製缶板金加工では穴あけ加工の工程が必要となります。
詳しい製缶板金加工と板金加工の種類や工程に関する内容は下記のサイトをご覧ください。
↓板金加工方法の種類や工程に関する詳細はこちら↓
↓製缶加工方法の種類や工程に関する詳細はこちら↓
皆さんの周りにある大型の金属製品から製造工場や工事現場に必要な金属製品が大型製缶板金製品に当たります。
大型製缶板金製品の事例をご紹介します。
アルミ製の大型構造の船体ブロックです。ブロックごとに多少のサイズは違いますが、大きなものだと幅：1m ☓ 高さ：3m ☓ 長さ：5m ある大型製缶板金製品です。
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幅2.5m×高さ3m×長さ5mという大きさのタンクで、耐久性を重視する必要があり、ステンレス材と鉄鋼材を用いた大型製缶板金製品です。
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プラント設備などに用いられる鉄製の大型構造物の機械フレームであるため、幅：1.5m ☓ 高さ：2m ☓ 長さ：4mと非常にサイズの大きな大型製缶板金製品です。
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丸太を燃料とすることを想定した薪ストーブです。
弊社では、小型の薪ストーブから12時間連続で燃焼する大型の薪ストーブまで幅広く製造しております。
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限られたスペースで効率的な搬送を実現する食品加工工場向けのカーブ型のチェーンコンベアです。
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このような工場やプラント・船舶などに使われる非常に大きな金属製品が大型製缶板金製品です。
大型の金属加工を行いますので、豊富で高レベルの知識と技術力が必要です。
大型製缶板金製品の加工は高い知識と技術力が必要な上、作業工程が多いため、製作に時間がかかります。結果、コストがかかってしまうことが多々あります。
しかし、以下のポイントを踏まえたうえで加工先を選定していただくことでコストを抑えることが可能になります。
最大対応サイズは加工先によって大きく異なります。最大対応サイズが大きく大型製缶板金の加工実績が豊富な加工先を選ぶことでトータルコストダウンの実現や高品質の製品を入荷することが可能となります。
弊社では、「最大サイズ 幅：5m × 高さ：3m × 長さ：14m 」「最大重量 7t」の大型構造体の設計・製作に対応しており、産業機械・プラント設備・食品機械などの大型・重量構造物において様々な実績があります。さらに、250tの油圧プレス機を社内に保有しており、板厚16mmや20mmの曲げ加工が難しい板金加工が可能です。
大型製缶板金加工業者は図面をもとに製品を製作します。そのため、基本的にはお客様が図面を設計し、加工先に製作を依頼します。しかし、お客様と相談しながら最適な加工方法を提案し、図面設計を行う加工先も存在します。そのような加工先と相談することで、余計な設計工程などを省略できコストダウンが可能となります。
弊社の大型製缶板金製品はお客様のニーズに合わせて試作開発から設計、製造、組立まで一貫して行っています。そのため、お客様のお悩みや不安点を解決して、大型製缶板金製品を納品した実績が多数あります。
大型製缶板金製品は製品用途の幅が広く、ぞれぞれ高い加工技術を要するので加工先選びが重要です。
大型製缶板金製品でお困り事がございましたら、現地調査を行い、お客様のニーズに合わせて設計から組み立てまで一貫して行う弊社までご相談ください。
