屋外に設置する鉄製構造物の表面処理のVA/VE提案となります。
当初は亜鉛メッキ処理にて対応を検討されておりましたが、コストの面から予算をオーバーしてしまうとのお困り事から当社にお声かけを頂きました。
当社からのご提案として、亜鉛メッキからローバル塗装またはペンキ塗装をご提案させていただきました。
ローバル塗装とは、溶融亜鉛メッキと同等の錆止め効果が得られるとされる「常温亜鉛メッキ」のことです。
施工容易性による工期短縮などコスト低減効果はありましたが、剝がれやすいというお声もあり却下となりました。
費用対効果の観点から屋外用の塗料を用いた塗装を施すこととなりました。
錆止めを下塗りし、仕上げとして周辺の柵などと同色の塗装を行うことで全体としての違和感がないように施工しております。
結果として、コスト面でご納得を頂くと同時に、全体の仕上がりとしても大変満足いただくことができました。
設置環境や使用用途から最適な材質や処理方法を提案致します。
今回のケースではコストダウンにつながりましたが、強度UPが必要な場合には逆にコストアップとなる可能性もあります。
屋外で日常的に人が触れるものなどについては鉄材ではなくステンレス材を提案する場合があります。
当社であれば設置環境や用途によって、重要なポイントを抑えたご提案を実施させていただきます。
コスト面、強度面など何かお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、お気軽にお声かけください。