VA・VE コストダウン事例

使用部材変更による軽量化とコストカット

BEFROE
使用部材変更による軽量化とコストカット|大型構造物・機械装置 設計製造.com

片持ち蝶番での旋回型門扉のフレームのVA/VE提案となります。
屋外設置ということで、強度重視の設計なのか、従来はフレームが100mm x 100mmの角パイプで構成されておりました。
またフレーム1枚当たりの横幅が4,000mmもあるために、片持ち蝶番としては軸部分の負担が非常に大きくなってしまいます。
規格材料としても大きいサイズのものとなるため、コスト面でも割高となり最適な設計とは言えませんでした。

After
使用部材変更による軽量化とコストカット|大型構造物・機械装置 設計製造.com

当社からのご提案として、フレーム自体の強度を極端に落とすことなく、蝶番への負荷を減らす設計を提案させていただきました。
フレーム部材の角パイプの板厚を変えずに、サイズのみ100mmから75mmに変更させていただきました。
この変更により、全体の重量を25%ほど軽量化することができました。
軽量化によって蝶番破損のリスクが軽減したことで、結果的に門扉としての強度は向上しております。
加えて、フレームが軽くなったことで旋回する際の人への負担の軽減も実現でき、お客様に非常に喜んでいただいた事例となります。

POINT

今回のようにサイズの大きい門扉を作成する際は、角パイプや板厚などの材料の最適化が非常に重要となります。
門扉は人力により旋回させるため作業者様への負担も重要になってまいります。
当社であれば、サイズの大きい金属ワークを製作してきた豊富な実績がございますので、お客様の用途や製品に適した最適なご提案が可能です。
角パイプを使ったサイズの大きい門扉等の軽量化でお困りのお客様がおられましたら、当社にお声かけください。

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