大型製缶板金品の試作開発・設計・製造・組立ならおまかせ！
アルミ製の大型構造の船舶上部構造物を製作した事例となります。幅：5,000☓ 高さ：3,000☓ 長さ：10,000と横幅が非常に大きい構造物でした。船舶上部の構造物であるため、強度と軽量化の両方が必要となるためアルミ合金が採用されています。（一般的にアルミ材料は鉄材の1/3の重量、アルミや鉄など材料によって詳細は異なる為、あくまで参考地としての1/3の重量） 厚み3mmのアルミ材料はMIG溶接、2mm以下のアルミ材料はTIG溶接といったように、アルミ材によって最適な溶接方法を変更することで効率性と精度を両立を実現いたしました。一般的にアルミ合金の溶接は非常に難易度が高いとされています。アルミは加熱により酸化しやすく酸化被膜ができてしまうとうまく溶接ができない問題点がございます。また割れや歪みが生じやすい特性もあります。本事例も溶接歪を最小限に抑えながら製作する必要がありますが、当社であれば豊富な実績に基づいた高い歪み取り技術があるためお客様のご要求精度を実現することができました。当社であればアルミ材料の大型構造物の事例が多数ございますので、お客様のご要望に沿った製品の製作が可能です。アルミ材料の溶接でお困りの際はぜひ当社にお声かけください。
